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甘いキスを君に

第13章 邪魔

私は急いでその場から離れると、心の中でガッツポーズをしながら自分のデスクへと戻って行った。

矢作先輩と美波先輩が喧嘩をして別れたら心置きなく矢作先輩に近づける。

パソコンに向かいながら自然と顔がにやける。

しばらくして、美波先輩が戻ってきた。

周りから見ても分かるほど、美波先輩は不機嫌で私は更に上機嫌になる。

その数分後、矢作先輩が戻ってきた。

なぜかやつれたような顔をして、パソコンに向かっている。

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