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勝手に運命感じてます

第2章 あれから半年








「………………はっ!」




 ガバッと起きたら、そばには凛ちゃんがいた。

 更によく見ると、私はベッドの上。



「郁っ! 良かったぁ~」

「え? え? もしかして、ココ……保健室?」

「そうだよ。郁、熱で倒れて運ばれたんだよ。保健の先生が言うには、風邪だろうって」

「あ……そうだったんだー」


 なんということ。私、人生で初めて倒れたよ……。

 しかも意識を失う寸前、先輩の幻覚まで見えちゃったし。


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