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もう一度キスさせて

第1章 先生が初めて

息を切らしながら下駄箱に着くと私は気付いてしまった




大事な大事なそれはもうとても大事な



お弁当箱を教室に忘れてきたことを。






「ごめん!!お弁当忘れた!先行っててぇ」


菜沙の返事も待たず、重い荷物を床に投げ捨て

私は教室にまっしぐら。



「あった〜」



ポツンっと机の横に引っ掛け忘れられたお弁当箱を見つけると、私はそれを手に取り


来た道とは違う道で下駄箱に向かったのです


実は、サッカー部が来た道にたむろってて通りにくかったっていう単純な理由でした。



それが間違いだったと...

あとから後悔する事になるなんて思いもしなかった。

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