注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。
第21章 処女膜閉鎖症
*医療コラム*婦人科編
内診とは
内診とは、腟の中に指や腟鏡、経腟超音波などの器具を挿入して、直接子宮や卵巣、腟の状態を観察することをいいます。実際の現場では、指を用いた診察を内診と呼ぶことが多いです。
内診の受け方、注意点など
内診の際は、ショーツを脱いだ状態で内診台にあがりますので着脱のしやすい服装がおすすめです。通常は、内診をする医師と診察を受ける人の間にはカーテンなどで仕切りがされているため、顔を合わせることはありません。ただ、子宮口の開き具合などを調べる分娩前の診察では陣痛室(分娩に入る前に待機する部屋)や分娩台の上でそのまま診察することがほとんどです。
また、個人差がありますが内診時に痛みを感じる人もいます。大きく呼吸をしてリラックスした状態をつくり、できるだけ力を抜くようにしましょう。内診の刺激で出血することがあります。大量に出血した場合や出血が長く続く場合はほかに原因がある可能性があるため病院で相談するようにしましょう。
内診の内容と診察でわかること
●婦人科領域の場合
不正出血がある場合やおりものに異常がある場合、子宮がん検診など、症状に合わせて内診がおこなわれます。婦人科領域での内診は、腟腹壁双合診のことをいいます。
腟腹壁双合診では、一般的に人差し指と中指を用いて、腟口、子宮頚部、子宮体部を診察し、その後もう片方の手を腹壁にあて、子宮体部、卵巣や卵管などの付属器、ダグラス窩を診察していきます。
診察の際は、痛みがないか、大きさや形、可動性などを観察していきます。また出血や分泌物がある場合は、正常や量、臭気の有無などを診ていきます。
内診とは
内診とは、腟の中に指や腟鏡、経腟超音波などの器具を挿入して、直接子宮や卵巣、腟の状態を観察することをいいます。実際の現場では、指を用いた診察を内診と呼ぶことが多いです。
内診の受け方、注意点など
内診の際は、ショーツを脱いだ状態で内診台にあがりますので着脱のしやすい服装がおすすめです。通常は、内診をする医師と診察を受ける人の間にはカーテンなどで仕切りがされているため、顔を合わせることはありません。ただ、子宮口の開き具合などを調べる分娩前の診察では陣痛室(分娩に入る前に待機する部屋)や分娩台の上でそのまま診察することがほとんどです。
また、個人差がありますが内診時に痛みを感じる人もいます。大きく呼吸をしてリラックスした状態をつくり、できるだけ力を抜くようにしましょう。内診の刺激で出血することがあります。大量に出血した場合や出血が長く続く場合はほかに原因がある可能性があるため病院で相談するようにしましょう。
内診の内容と診察でわかること
●婦人科領域の場合
不正出血がある場合やおりものに異常がある場合、子宮がん検診など、症状に合わせて内診がおこなわれます。婦人科領域での内診は、腟腹壁双合診のことをいいます。
腟腹壁双合診では、一般的に人差し指と中指を用いて、腟口、子宮頚部、子宮体部を診察し、その後もう片方の手を腹壁にあて、子宮体部、卵巣や卵管などの付属器、ダグラス窩を診察していきます。
診察の際は、痛みがないか、大きさや形、可動性などを観察していきます。また出血や分泌物がある場合は、正常や量、臭気の有無などを診ていきます。