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注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。

第21章 処女膜閉鎖症

診察室の隣のドアがスライドして、かわいい看護師さんが顔を出し「山口さんですか?どうぞお入り下さい」と、私を内診室に招き入れてくれた。






中に入るとピンク色の内診台の存在感が。






「ショーツを取って内診台にお尻が直接触れるように座ってね。」






『上半身も脱ぐんですか?』






「ううん。上半身は着たままでいいよ。椅子に座ったらタオル使ってね。」





『あの、靴下も脱ぐんですか?』





「靴下は穿いたままでいいよ。山口さん、そんなに緊張しなくて平気。すぐに終わるから」





『はい…』






「支度できたら声かけて。そばにいるから」






『はい…』





ひとりになってからショーツを取った。



少し汚れたショーツをくるくる丸めて脱衣かごに入れた。




ビデで洗ってくればよかったな。(後悔先に立たず)






それから覚悟を決めて内診台の椅子に座った。




なるほど、お尻全体が包み込まれるようで
悪くない座り心地。





『看護師さん、支度できました。』





「はーい。それじゃ椅子が動いて位置がかわるよ。」





"ウイイイーン"




上がりきったところで、背もたれごと後ろに倒れて足が左右に大きく開いた。




結構お尻が高く上がることにビックリした。




黒木先生が見やすくするためだろうけど、こちらとしては恥ずかしいだけだ。





「先生が来るまで待っててね〜」





下着を外した状態で待たされる…この時間が
とても情けない。



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