テキストサイズ

注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。

第22章 性交処置

「山口さんの付き添いの方、3番診察室にお入り下さい。」





黒木先生の呼び出しで、桜庭先生が診察室に入ってきた。






「よぉ、久しぶり。元気そうだな。」







「おまえも元気そうで。」






「美優ちゃんは?」






「彼女は別室で休ませてる。」







「そうか。それで付き添いの僕に何か用か?」






「単刀直入に聞く。桜庭の男性器のサイズを教えてくれ。」







「おまえ、藪から棒になんなんだよ。」






「いいから早く答えろ。」






「長さが13,7センチで太さは3,3センチってところだろうか。」







「理想のサイズだな。性病はないか?」







「ないよ。いくら仲が良くても変なこと聞くなよな。」







「悪かった。実は、彼女が"処女膜閉鎖症"に罹患してるとわかった。それで」






「それでまさか俺にパートナーになれと?」






「相変わらず勘がいいな。」






「おい。ちょっと待ってくれよ。」






「残念ながら迷ってる暇はない。やるやらないの判断は早くしてくれ。おまえに断られたら他を当たらなくちゃならないんで」






「他を当たるくらいなら僕がやる。」





「いいんだな?」






「ああ。まかせとけ。」





「それじゃあ今夜9時に
"産婦人科ラブルーム"で。」











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