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注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。

第22章 性交処置

私が別室で休んでいると黒木先生がやって来た。






「桜庭先生とあの話してみたから。」







『え…?』







「桜庭先生は快く処女喪失のパートナーになってくれたよ。」







そんな簡単に引き受けちゃったの?




「男だからって誰とでもできるわけじゃない」とか、適当な理由をつけて断ってくれれば良かったのに。





桜庭先生だって迷惑なはずなのに。







「今夜9時からだよ。よかったね。」






良くない。ちっとも良くない。

ちっともちっとも良くない。





「山口さんには、これからこの部屋でエッチなビデオを見てもらって気分を高めてもらうから。」






そう言えばこの部屋、街中にある個室ビデオ店に似てる。





「ビデオいろんなシチュエーションがあるよ。海外ポルノ金髪白人・OLお姉さん・アイドル・人妻熟女・フェチ変態・ハメ撮り・野外露出・お尻アナル・乱交3P・顔射ぶっかけ口内射精・フェラチオ・中出し・隠し撮り…なんでも揃ってるでしょ?しかも全部無修正だから。」





黒木先生がただのスケベに見えてしまう。





「この部屋には誰も入ってこないからその気になったらオナニーしてもいいからね。そのバスローブに着替えてリラックスしてね。」





「夜7時に診察に来るから。それじゃ」と、黒木先生が部屋を出ていくと、好奇心でビデオのスイッチを入れてクッションに股がった。







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