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注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。

第26章 第一売店

「首に手を回してつかまって」





『ありがとう。』





「よいしょ。」で瀧くんに抱き上げらたまま
はなれようとはしなかった。






「美優。ベッドに移ろう。手はなして」





『もう少しこのままがいいの。』





「今日はずいぶんと甘えん坊なんだな。」






瀧くんは優しく抱きしめたまま、ゆっくり背中をトントンして落ち着かせてくれた。






「美優、何があったか話してみな。ゆっくりでいいから」





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