テキストサイズ

注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。

第31章 黒木先生の特別治療Ⅰ

*翌朝



「おはよう、美優ちゃん。朝だよ。起きて。カーテン開けるね。」







『成井さん、お腹が痛いっ…うう』







「え、大丈夫?お腹のどの辺が痛むの?」







『下の方が痛いっ…うう』







「困ったな。今週は桜庭先生が学会でお休みなんだよ。他の先生でいい?」





『他の先生を呼ぶなら産婦人科の黒木先生にして。』







「すぐに来てもらえるように電話してみるね。」






『黒木先生に、"ずごく痛いから早く来て"って伝えて。』







「わかったよ。伝えるね。」





ストーリーメニュー

TOPTOPへ