注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。
第31章 黒木先生の特別治療Ⅰ
「診ていくからね。足の力抜いて。力抜かないと診れないよ。」
両膝を外側に倒され、さらに足が広げられた。
そして、黒木先生の手で花園が
左右に大きく開かれた。
「見た感じ、腟口が塞がっちゃってるんだよね。僕の指が入るかどうかやってみるけど。」
先生の太くて長い指が無理矢理
密穴を破り、ナカまで入ってくる。
愛のない痛みだけの処女膜破壊(はか)。
「痛かったね、ごめんね。今ね、僕の指が一本だけ入ってるよ。」
ごめんねといいながら、やることはちゃんとやる。
『いやぁーーーいたいっ。指動かさないで』
「我慢だよ。経血を掻き出せば楽になるから。」
指の第一関節を曲げ、腟壁を強く擦る。
痛みのあまり、私は体をねじっててしまう。
「山口さん、暴れないで。処置が終われば痛くないから、今だけ頑張ろう。」
『いたいっ。たすけて。』
「深呼吸して痛み逃すよ。吸って吐いて〜
しっかり目を開けてて〜」
痛みがひどくて、深呼吸している間に
何度も何度も意識が飛びそうになる。
「経血出てきたね。やっぱりお腹にたまってたんだ。」
ナカから温かい塊がドロッと流れ出てくるのがわかった。
白いはずの医療用の手袋が真っ赤に染まってた。
「処置終わりだよ。痛み止めのお薬あげるからね。」
『ふうう…ありがとうございました。』
「よく頑張ったね。お疲れさん」と老を労い
タオルケットを足元に掛けてくれた。
痛みがおさまり、楽になれると思ったのも
つかの間…。
「山口さん…」
両膝を外側に倒され、さらに足が広げられた。
そして、黒木先生の手で花園が
左右に大きく開かれた。
「見た感じ、腟口が塞がっちゃってるんだよね。僕の指が入るかどうかやってみるけど。」
先生の太くて長い指が無理矢理
密穴を破り、ナカまで入ってくる。
愛のない痛みだけの処女膜破壊(はか)。
「痛かったね、ごめんね。今ね、僕の指が一本だけ入ってるよ。」
ごめんねといいながら、やることはちゃんとやる。
『いやぁーーーいたいっ。指動かさないで』
「我慢だよ。経血を掻き出せば楽になるから。」
指の第一関節を曲げ、腟壁を強く擦る。
痛みのあまり、私は体をねじっててしまう。
「山口さん、暴れないで。処置が終われば痛くないから、今だけ頑張ろう。」
『いたいっ。たすけて。』
「深呼吸して痛み逃すよ。吸って吐いて〜
しっかり目を開けてて〜」
痛みがひどくて、深呼吸している間に
何度も何度も意識が飛びそうになる。
「経血出てきたね。やっぱりお腹にたまってたんだ。」
ナカから温かい塊がドロッと流れ出てくるのがわかった。
白いはずの医療用の手袋が真っ赤に染まってた。
「処置終わりだよ。痛み止めのお薬あげるからね。」
『ふうう…ありがとうございました。』
「よく頑張ったね。お疲れさん」と老を労い
タオルケットを足元に掛けてくれた。
痛みがおさまり、楽になれると思ったのも
つかの間…。
「山口さん…」