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注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。

第31章 黒木先生の特別治療Ⅰ

4日後、生理が終わったので
約束通り、二度目の処置のために
黒木先生が病室をおとずれていた。








「ところでアンダーヘアの処理ってどれくらいしてる?」







『何ですか。藪から棒に。病院だからそこまで気にしてませんよ。』








「バイブに毛が引っ掛からないように剃毛しないと。」







『はぁ?ちょっと待ってください。あの部分を剃るんですか?」








「そうだよ。」







「もしかしてパイパンにされるんですか?ツルツルにされるんですか?』








「まぁ…そうだね。そういうことになるかな。」








『その部分だけ少し剃ればいいんじゃないですか?上の方とか残せるでしょ?』







「そんな器用なことはできない。剃るときは剃る、それだけ。」








『やだやだぁ。チクチクするもん。』







足をバタバタさせて、なんとかパイパンなされないようにお願いしてみた。








「パイパンまではしなくてもいいっか。」








願いが通じて、黒木先生が剃毛を諦めてくれたのだと思った。








だが…






「その代わり、バリカン(サージカルクリッパー)で毛量だけ調整させてね。」と、交換条件を出してきた。







バリカン=高校球児の坊主頭

バリカン=お坊さんの坊主頭








「それならいいでしょ?最低限のことはさせてもらうよ。」











すでに、小型バリカンが用意されてた。







そのバリカンのせいでクラクラと目眩がする。





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