注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。
第35章 I love you (3)
「サラダにドレッシングかけなくていいの?」
『いいの。どうせ食べないんだし。』
「美優、お野菜食べな。」
『いらない。』
「お野菜のビタミンは美容にいいよ。ビタミンCは美白効果もあるし美肌になれるんだけどな。」
『美肌?』
「うん。食べてみる?」
『やっぱいらない。』
私は、ややうんざり気味でフォークを置いた。
「フォークを置かないでちゃんと持って。」
『そんなに食べさせたいなら売店で他のもの買ってきて。』
「病院のご飯残す人にそんなことできるわけないでしょ?ちゃんと栄養計算されてるものを食べるの。」
『やだっ!』
「やだじゃない、みう!」
『いいの。どうせ食べないんだし。』
「美優、お野菜食べな。」
『いらない。』
「お野菜のビタミンは美容にいいよ。ビタミンCは美白効果もあるし美肌になれるんだけどな。」
『美肌?』
「うん。食べてみる?」
『やっぱいらない。』
私は、ややうんざり気味でフォークを置いた。
「フォークを置かないでちゃんと持って。」
『そんなに食べさせたいなら売店で他のもの買ってきて。』
「病院のご飯残す人にそんなことできるわけないでしょ?ちゃんと栄養計算されてるものを食べるの。」
『やだっ!』
「やだじゃない、みう!」