注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。
第38章 シャント
「女の子の体に傷を付けるのは申し訳ないんだけど、シャント作るときにどうしても3センチくらいの傷跡ができちゃうんだ。」
『本で読んだ。』
「腕の内側ならそんなに目立たなくて済むかと思うけど…その場所をメスで切らせてもらっていいかな?」
『いいよ。』
「ごめんね。」
『そんなぁ脇坂先生のせいじゃないのに。』
「できるだけ綺麗に縫うからね。」
『おまかせします。』
そのあと血管をエコーでみてから「よし。ここにしようね。」と、マジックで印をつけた。
『本で読んだ。』
「腕の内側ならそんなに目立たなくて済むかと思うけど…その場所をメスで切らせてもらっていいかな?」
『いいよ。』
「ごめんね。」
『そんなぁ脇坂先生のせいじゃないのに。』
「できるだけ綺麗に縫うからね。」
『おまかせします。』
そのあと血管をエコーでみてから「よし。ここにしようね。」と、マジックで印をつけた。