注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。
第45章 眠れる森の美優*(1)
脇坂先生が夜の回診にきたとき、寒さでブルブルと身震いした。美優の部屋が冷蔵庫のようだった。
「美優ちゃん、何してるの?寒くないの?」
『あのね、雪だるま作ってるの。もう少しで
できるから、次は脇坂先生のも作って並べようと思ってるの。』
「大変だから2個も作らなくていいって。」
『全然大変じゃないよ。すっごく楽しい。』
「楽しそうだから"回診なし"にして行くけど必ず窓を閉めてから寝てね。」
『はぁい。明日の朝、雪だるま見てね。』
「無理せずに早めに切り上げてね。おやすみ。」
『おやすみなさい。』
「美優ちゃん、何してるの?寒くないの?」
『あのね、雪だるま作ってるの。もう少しで
できるから、次は脇坂先生のも作って並べようと思ってるの。』
「大変だから2個も作らなくていいって。」
『全然大変じゃないよ。すっごく楽しい。』
「楽しそうだから"回診なし"にして行くけど必ず窓を閉めてから寝てね。」
『はぁい。明日の朝、雪だるま見てね。』
「無理せずに早めに切り上げてね。おやすみ。」
『おやすみなさい。』