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注射、浣腸、聴診器、お尻ペン。

第2章 僕の診察室

気がついたとき、私は診察室のベッドに寝かされていた。





何が起こったのかよくわからないけど
頭がボーッとしてる。




「気がつきましたか?気分はいかがですか?」




目の前のイケメンドクターの問いかけに『ご迷惑をお掛けしてしまってすみません…』と素直に謝った。






「謝らなくていいんだよ。僕の花束を作ろうとして怪我したんだから。僕にも責任はある」






『そんな…。先生に責任なんてありません。私の不注意でごめんなさい』






「だから、謝らないで」






『でも…』






「それより健康診断受けていきませんか?」










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