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純愛~初めての夜~

第1章 2人の情事

「そろそろ......いいかな」

いよいよなんだ......緊張しながらも静かに頷く。

彼はにこっと微笑み、軽いキスをおとし、私に背を向け避妊具を装着する。

その背を見つめながら、今日2人の思いが交わった瞬間を思い出す。

思いを告白した彼はとても魅力的で、たまらなく愛おしく感じた。

ずっと片思いであると思っていたため、その時は泣きそうなくらい嬉しかった。

今こうして2人で夜を過ごしていることも夢のようである。

「流翔......きっと最初は痛いと思う......なるべく優しくするけど、最初だけ、我慢して欲しい」

ユウと心だけじゃなく体も交われるのであれば多少の痛みは我慢するつもりだ。

その覚悟はできている。

しばらくキスを交わしてから、私の足を広げ、間に彼の体が入り込む。

大きな存在感を放つ男の象徴の先が、蜜壷にあたる。何度か手でそれを動かし場所を確認したあと、ぐぐっと中へ誘われる。

「...っ」

裂けてしまうのではないかと思うほど、痛くてたまらなかったが、彼を心配させないよう、なんとか耐えた。

きっとまだ少ししか入っていないのだろう。

「まずは奥まで入れるね......きっと中途半端なところで止まっているのがいちばん辛いと思うから......」

そう言うとさらに奥へと進めてきた。

ぎゅっと目をつぶりその痛みに耐えていると、よく頑張ったね、と頭を撫でてくれた。

どうやら全部入ったみたいだ。


「今日は、流翔と繋がれて本当に嬉しい。ありがとう、これだけでもう本当に幸せだ」

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