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純愛~初めての夜~

第1章 2人の情事

「ユウ......お願い......触ってくれないとどうにかなっちゃいそうなの......お願いだから意地悪しないで......」

今にも泣きそうな、か細い声でそう伝えると、下着の上からそっとなぞられる。

「あっ.....んんっ......」

何度か上下になぞられると、私の期待と声がどんどん大きくなっていく。

直接触られたら、一体どんな感覚になってしまうのだろう......すごく、あそこが熱くなるのが自分でわかる。

「流翔......かわいい......脱がすよ?」

静かに下着を下ろされ、ついに生まれたままの姿になってしまった。

「私だけ裸なの、いや......ユウも脱いで......」

そう言いながら、ひとつひとつ下着以外の衣類を脱がしていく。

母子家庭の私は男の人の裸を間近で見るのはこれが初めてで、女性とは違った太い筋肉やゴツゴツした骨格がとても魅力的に見えた。

ましてや、愛する人の姿なのでなおさらだろう。

とはいえ、下着を下ろすのは勇気が必要でなかなか踏み出せない。

下着の上からでもわかる男性の象徴が少し怖かった。

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