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気象系黄色ちゃん受けの短編集

第3章 お留守番?(SAM×N)

Sside





「お邪魔しまーす」


「松潤!つまみ買ってきたぁ!」



「おーいらっしゃい」


「おつかれさんです」



「あーにのちゃん!その服着てるのね!♡」


「てきとーに選んできただけです」




今日のニノはうさ耳パーカーを着てる。


薄い黄色のやつで、
雅紀と俺が旅行先で見つけたものだ。



ニノに似合うと思って買ってきたけど
想像以上に可愛い。




フードを被ったらほんとに耳が生えてるみたいで

ニノが歩く度にうさ耳が揺れて
とにかくメチャカワ。




あー食い甲斐があるなこれは…(笑)







「翔ちゃんなににやけてんの?」


「えっ?別にっ?(焦)」





賢いうさぎに冷たい目で見られてしまった。



櫻井反省。






「ほら、この前言ってたワイン」



「うわぁー高そう(笑)」



「早く乾杯しよっ」



「ワインは逃げませんよ相葉さん」






「「「「かんぱい!」」」」






「うめぇ〜」


「さすが簡単に手に入らない代物だね」




ワインの味に舌鼓しつつもニノの方を見ると



グラスを傾ける横顔がすげぇ綺麗で

ゴクリと動く喉仏は男らしい。



「美味しいねこれ」



ニコッとご機嫌なご様子。





「あんなに子供だったのに
今じゃワイン開けてるんだよ?」



しみじみ言う松潤。



「そうだよねぇ!長い付き合い…っ!」



雅紀がみんなのグラスにワインを注ぐ。





確かに、出会った頃は
こんな風に30過ぎてもずっと一緒だなんて
考えてなかったなぁ…




みんな酒が飲める人で良かったわ。




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