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気象系黄色ちゃん受けの短編集

第4章 もしかして…な朝(MN)





「…えっ??」




「だからね、全部お芝居……」




「なんで、、、」





「潤くんが……好きだからっ…」









俺はひっくり返るかと思った




脈が速くなる









俺が抱いたって嘘だったのか!?!?




あんなに想像しちまったのに…っ!?






しかも

俺のこと好きだからって…!!







「ごめんね…怒ってるよね……きもちわる…


「ニノ…っ!!





「ふぇ…?」






「俺のこと好きって言ったの…本当に…?」






「うん…そうだよ…ずっと好き…」





「嬉しい…」




「え……」






「俺がずっとしたかった事、
意識ないうちにしちゃったかと思ったじゃん。」






「それって……」





「ニノが好きだ……抱きたいよ…」






俺の一言を聞いて
涙を浮かべて大きく頷くニノ。





なんだ…
両思いならもっと早く言えばよかった…





こんな俺を好きになってくれるなんて


やっぱりこの子素敵だわ…







「…もうほんとにびっくりしたんだから!(笑)」




「ごめんて…(笑)」





「罰としてもっかい好きって言って?」




「それは恥ずかしいよぉ」







あんなドッキリ勇気いるよな、、、(笑)


ニノも密かに俺のこと思ってくれてたんだ…




じゃあ今頃俺と同じで
ホッとしてるんじゃないかな。












ニノ、ずっと大切にしていくよ。





そう思いながら小さな背中を包むと


「大好き…」


って可愛い声が聞こえた。









end





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