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俺の変カレ

第3章 俺の変カレ2

道端で遭遇した英治と洋太は無言のまま自宅マンションへ帰った。英治の少し後ろを歩く洋太の姿はまるで母親と喧嘩した子供のようだった。自室に戻ると英治はソファーに腰掛け、洋太はコーヒーを入れた。洋太は特にコーヒーを飲みたかったわけではなかったが、何もしないのは気まづかったのだ。洋太は三年前の出来事を思い返していた。

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