
俺の変カレ
第1章 俺の変カレ1
皿を洗い終えた英治はテレビをつけ、朝番組を見ていた。若くて可愛らしい女性がパンケーキの食レポをしている。
「洋ちゃんのパンケーキの方が上だよな〜」
英治はソファーの上で横になりながら呟いた。
食レポも終わり、テレビに関心が向かなくなった英治次第にはウトウトし始めた。
「えーいーじー」
突如、英治の背後から洋太の声が聞こえ、その声で英治の意識ははっきりとした。そして英治の目の前に黒と銀の機械のようなものが出現した。
「これ、どうしたの?」
英治は目の前のものが昨日枕の下に隠した例の玩具であることを悟った。朝から見るものでは無い。
「昨日試したかったんだけどさ、ね」
英治は隠し忘れたことを酷く後悔した。
「俺これ持ってる」
洋太はサラッと当たり前かのように言い放った。
「え、まじで…… これ意外と高かったんだよね〜」
ネットで安いものもあったが、安全第一と考えた英治は信用できそうな高めの物を買ったのであった。
「俺のコレクションを舐めるなよ」
英治は洋太のドM度、変態度を分かっていたつもりであったが、どうやら見くびっていたようだ。
洋太は玩具を手に寝室に向かい、クローゼットの奥の箱に玩具をしまったらリビングに戻ってきた。英治が横になっているソファーの後ろに立ち、上から英治の肩に手を添えた。
「なあ英治。本当に俺に気を遣わなくて大丈夫。あのときのことは本当に悪かったと思ってる」
洋太の言葉はさっきまでの雰囲気とは違って、真剣だった。そして英治はそれに対して答えることはできなかった。
「洋ちゃんのパンケーキの方が上だよな〜」
英治はソファーの上で横になりながら呟いた。
食レポも終わり、テレビに関心が向かなくなった英治次第にはウトウトし始めた。
「えーいーじー」
突如、英治の背後から洋太の声が聞こえ、その声で英治の意識ははっきりとした。そして英治の目の前に黒と銀の機械のようなものが出現した。
「これ、どうしたの?」
英治は目の前のものが昨日枕の下に隠した例の玩具であることを悟った。朝から見るものでは無い。
「昨日試したかったんだけどさ、ね」
英治は隠し忘れたことを酷く後悔した。
「俺これ持ってる」
洋太はサラッと当たり前かのように言い放った。
「え、まじで…… これ意外と高かったんだよね〜」
ネットで安いものもあったが、安全第一と考えた英治は信用できそうな高めの物を買ったのであった。
「俺のコレクションを舐めるなよ」
英治は洋太のドM度、変態度を分かっていたつもりであったが、どうやら見くびっていたようだ。
洋太は玩具を手に寝室に向かい、クローゼットの奥の箱に玩具をしまったらリビングに戻ってきた。英治が横になっているソファーの後ろに立ち、上から英治の肩に手を添えた。
「なあ英治。本当に俺に気を遣わなくて大丈夫。あのときのことは本当に悪かったと思ってる」
洋太の言葉はさっきまでの雰囲気とは違って、真剣だった。そして英治はそれに対して答えることはできなかった。
