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「はるとぉ!!」

叫んだ

陽人は
苦しそうに
こっちを
見て
『ま……ゆ……』

と言い
キスをした

『ヤダよ!!はるとぉ!!
死んじゃヤダよぉ!!!』

すると
陽人は
笑顔で

『泣くな……ッ…
笑ってろ……
どんなに…ッ…つら…い
ことが…ｩｯ…あっても
笑顔で……す…ごせ…
ｩｧｧ!…』

「はるとぉ!」

『ﾊｧ…ｩｯ…ﾊｧ…
笑顔で…すご…せば
い……いこと…が
ﾊｧ…ﾊｧ…お…こる
……か……ら……
……わ…らえ……』

陽人!

私は
陽人に精一杯の
笑顔を
見せた

陽人は
ニコッと笑い
息をしなくなった

「イヤァｧｧ!!はるとぉ!!」

私のせいで
こんなことに
なってしまった

この時間に
ここを通らなければ……