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魔法のお仕事

第3章 トリトンマンコ

シルコ「魔王トリトンマンコだと?・・・嘘をつくな!」

モンコ「嘘だと思うよね。でもね、時間がないの。」


シルコ「魔王がいたとして、どうして俺をこの世界に連れてきたんだ?」


モンコ「それは、あなたの祖先がこの世界にいた伝説の魔法戦士だったから。」


シルコ「頭いってんのかてめー、ブチコロすぞ!」

モンコ「本当よ?あなたは選ばれし戦士なのよ。」



もう一度おさらいだが、モンコは中年太りのハゲたおっさんだ。

シルコ「俺に魔王を倒せと?」

モンコ「そう。そのためにはまず北の国に一緒に行ってもらうわ。ものすごい力を持つ僧侶がいるの。
そこであなたの力を目覚めさせる儀式をする。」


シルコ「どんな儀式だ?」


モンコは真剣な表情で語る。

モンコ「あなたのけつの穴に僧侶の指三本突っ込んで光GENJIのパラダイス銀河を歌ってもらう。」


シルコ「やるわけねーだろ馬鹿野郎!」


モンコ「これは本当の話なの!いいの?このまま何もせずに世界が壊れるのを見るなんて・・・」


シルコ「ち・・・どこだよその北の国ってのはよ!!くそが!」

モンコの真剣な説得に僕は根負けした。


さぁ、旅の始まりだ!!

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