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ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第23章 現実の為なら、理想も捨てなきゃダメなんだ!

初めて会った時から、冷やかされてばっかりで。

なのにニクいくらい甘え上手で、何やかんや言って上手く気持ちよく乗せられちゃって。




「ひな、俺ひなが一番好きだよ」



…ダメ。

ダメ…なんだけどっ



ずっと私にドキドキを与えてくれて、やり残したままの青春をたくさん思い起こさせてくれた。


でももうそんなドキドキは味わっちゃあいけないって、頭ではわかっているんだけど…っ



本気で恋した彼に嬉しい言葉を言われ、その手で優しく触れられて。

私は…




「ん………っ///」



突き出すような形の唇でキスをされ、チュッ チュッと小鳥のようについばまれる。

見た目は大人っぽくても、そこはやっぱり歳相応なキスの仕方。


でもそれでも私は─────…

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