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ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第32章 あれから7年、経ちました…!(オマケ)

「あー、カレーの匂いするー。
ひめ、ひなたんのカレー大好きーっ」



クンクンと鼻でカレーのニオイを嗅いだ陽芽ちゃんは、ニオイの発するお鍋の方へとパタパタと走った。



「あっ
お鍋、まだ熱いよぉっ」


火傷させちゃいけないと、私はすぐに駆けった陽芽ちゃんを追いかけて引き止めた。


小さい子は目を離すとすぐにイタズラしちゃうんだからビックリしちゃうんだからぁ!




「もぉ陽芽ったらーっ
あんまり騒ぐと、チビたちまで起きるだろー?」



そう慎吾くんが言った途端、その“チビたち”の豪快な声がリビングの方から聞こえてきたのだ。


あちゃー
これでみんな起きちゃったなぁ。

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