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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第4章 女子大生殺人の件


「そこ――――なんだよ…」


ペガサスは渋い顔を更に渋くすると新しいタバコに火を点けた。



「警察関係の精神系の病院って――――…場所が限られてるからさ…知り合い作るのちょろいんだけどさ…」



「“ちょろい”とか言わないでくださいよ…」


ペガサスの軽率は言葉に煌太は少しムッとする。“ちょろい”部類に入れられたくなかったらしい。



「施設に入るなり、成小坂は“成功した”とやけに嬉しそうに話してきたって言うんだ!」



「“成功した”?――――もしかして、徐霊?」



煌太は半信半疑の目でペガサスを見ると…白馬へと目線を向けた。



視線を感じた白馬も「は?」と、少しばかし疑いの目を見せる。



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