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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第4章 女子大生殺人の件


「しかも、素人の徐霊だ――――上手く行く保証なんてないわけだが…

しかし、長い間…成小坂も観察していたんだろう、坊さんの事を調べて…徐霊しようと思い立ったわけだが――――…坊さんの方が賢かった…」



どんでん返し的な秘策だったにも関わらず…成小坂は失敗した――――…


そう言う内容に煌太と白馬は「あちゃー」と、頭を抱えた。




「てっ、事は――――…坊さんの霊は成小坂の乗っ取りに成功し、生け贄ゲットしたあげく…捕まった?…ってことか?」



資料を並べながら白馬は、物語のまとめに入った。





「いや――――…それなら…なぜ、成小坂は“記憶がない”“覚えていない”と、騒ぐんだ?」


「そりゃぁ……霊でも坊さんだろ?一応…神に遣える身でありながら…犯罪者扱いは嫌だ…的な?」


煌太の疑問に白馬は想像しなからその場しのぎの回答を絞り出す。




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