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テレフォン -約束-

第3章 回想



会社に残った同僚の何名かは“鬱病”になったそうだ…



あの人にこの人、お名前を聞くと同時に顔がすぐさまに浮かんだ



まるで“鬱病”生産工場みたいな職場だった



難しい株価や円高や経済の話は知らないけど、難しい社会構造になっている



そんなことより、今年の夏は去年より暑いと、季節感を感じられる僅かな余裕がありました


そして、アタシは代表が陰茎を抜いたと同時に



深く深く



閉じてた瞳を開けました





そして、立ち上がり、背筋を伸ばして





アタシは“レナ”になりました。


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