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テレフォン -約束-

第5章 原色の気球と花束と




シゴトに“魂”までを譲ってる訳ではなく

男に“魂”までを売ってる訳ではないと

そこまで、むしり取らさせないと

それで、自分自身で納得してシゴトが出来るのです

それに、アタシは幾人のお客さんと肌を触れあってみても、アタシ自身の孤独は埋められず

そんな幾人のお客さんに“膣”を陰茎で埋めさせてみても

余計に余計に

ココロの中の孤独なピンホールは大きく広がって修復不能な穴になりそうで怖いのです


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