Happiness day
第18章 Song for you
松本さんが、自分用の椅子のすぐ横に椅子を引っ張ってくる
「ここ、座って?」
「はい。ありがとうございます」
お礼を言って用意された椅子に座った
松本さんも座るのかと思いきや、松本さんは立ったままトートバッグをテーブルの上に置く
「櫻井くん、コーヒー大丈夫?」
「はい、大丈夫ですけど…」
松本さんはバッグの中から次々取り出し、テーブルの上に並べていく
「それ、コーヒーメーカーですよね?」
「うん、そう。コーヒー淹れようと思って」
「あのっ!俺、大丈夫ですっ
そんなわざわざ淹れていただかなくても…」
忙しい松本さんの手を煩わせるようなことさせられない
「あー、俺が飲みたいだけだから付き合ってよ」
松本さんが、微笑みながらコーヒーメーカーに粉をセットする
俺に気を使わせない為なんだろうな…断る言葉が見つからない
「それなら、いただきます」
「うんまいの飲ませるから、楽しみにしてて」
大人の余裕ってやつ?
松本さんがサラッとこなすから、お言葉に甘えてしまっていいんだって思えてしまう
「はい、どうぞ」
断熱の紙コップに入れられたコーヒーが俺の前に置かれた
「ありがとうございます」
「砂糖とミルクいる?」
「いえ。折角なので、ブラックでいただきます」
「わかってるねぇ…」
松本さんが嬉しそうに笑い、コーヒーを啜る
「いただきます」
口元にコップを持ってくると、いつも飲むコーヒーよりも遥かに香りがいい
「ん!おいしっ」
「それは良かった。
で?なんであんな所に突っ立ってたの?」
「え?」
松本さんは、コップをテーブルに置き
そのままの姿勢で、探るように俺を見つめる
「さっき、廊下で突っ立ってただろ?
何かあった?」
「ここ、座って?」
「はい。ありがとうございます」
お礼を言って用意された椅子に座った
松本さんも座るのかと思いきや、松本さんは立ったままトートバッグをテーブルの上に置く
「櫻井くん、コーヒー大丈夫?」
「はい、大丈夫ですけど…」
松本さんはバッグの中から次々取り出し、テーブルの上に並べていく
「それ、コーヒーメーカーですよね?」
「うん、そう。コーヒー淹れようと思って」
「あのっ!俺、大丈夫ですっ
そんなわざわざ淹れていただかなくても…」
忙しい松本さんの手を煩わせるようなことさせられない
「あー、俺が飲みたいだけだから付き合ってよ」
松本さんが、微笑みながらコーヒーメーカーに粉をセットする
俺に気を使わせない為なんだろうな…断る言葉が見つからない
「それなら、いただきます」
「うんまいの飲ませるから、楽しみにしてて」
大人の余裕ってやつ?
松本さんがサラッとこなすから、お言葉に甘えてしまっていいんだって思えてしまう
「はい、どうぞ」
断熱の紙コップに入れられたコーヒーが俺の前に置かれた
「ありがとうございます」
「砂糖とミルクいる?」
「いえ。折角なので、ブラックでいただきます」
「わかってるねぇ…」
松本さんが嬉しそうに笑い、コーヒーを啜る
「いただきます」
口元にコップを持ってくると、いつも飲むコーヒーよりも遥かに香りがいい
「ん!おいしっ」
「それは良かった。
で?なんであんな所に突っ立ってたの?」
「え?」
松本さんは、コップをテーブルに置き
そのままの姿勢で、探るように俺を見つめる
「さっき、廊下で突っ立ってただろ?
何かあった?」