Happiness day
第18章 Song for you
松本さんの隣に座ってパソコン画面を見ながら、智のライブ構成の説明を受けた
当然だけど、興味深い話ばかりで、とても面白い
スマホの着信音がなり、画面を確認すると智からの電話
気が付かないうちに、結構な時間が経ってたんだ。
「智から?」
「はい。すみません、ちょっと失礼します」
立ち上がろうとする俺を、松本さんが手で制する
「いいよ、ここで出ちゃって。
どうせ、終わったって報告だけだろ?」
「だと思います。それじゃあ、ちょっとだけ失礼しますね」
椅子に座ったままで、画面をタップする
「もしもし智くん?お疲れ様」
『ごめんな、遅くなって』
「ううん、大丈夫。もう終わったの?」
『終わった。今、どこにいんの?
そっち向かうから、いる場所教えて?』
「今?今は…あっ…」
突然、松本さんにスマホを奪い取られた
「もしもし、智?お疲れさん。
翔くんなら俺の所にずーっといるよ。
そう、ふたりきりで…
いや〜、可愛いし、マジでいい子だな…
思わずあれやこれや教えてあげちゃったよ
俺の手で育てたいなぁ…
松岡さんに頼み込んで、もらっちゃおうかな」
「ちょっ…松本さんっ。何言ってるんですか」
松本さんからスマホを奪い返した
「もしもしっ、智くんっ」
「もう切れてるよ」
「なんであんな事…あんな言い方したら、智くんに誤解されるじゃないですか」
「俺、嘘は言ってないよ?」
「確かに嘘はないかもしれないけど…」
「少しヤキモキさせてやれよ
櫻井くんを悩ませた罰にね?
あれくらい可愛いもんだろ」
「そんな、罰だなんて…智くんは何も悪くないのに…」
「そう?こんなに可愛い恋人を悩ませただけで、罰を受けるに値すると思うけど?」
松本さんの手が、俺の頬に触れる
「こらー!松潤!翔に何してくれてんだー!」
勢いよくドアが開き、怒鳴りながら智が入って来た
「残念…思ったより、早いご到着だな…」
当然だけど、興味深い話ばかりで、とても面白い
スマホの着信音がなり、画面を確認すると智からの電話
気が付かないうちに、結構な時間が経ってたんだ。
「智から?」
「はい。すみません、ちょっと失礼します」
立ち上がろうとする俺を、松本さんが手で制する
「いいよ、ここで出ちゃって。
どうせ、終わったって報告だけだろ?」
「だと思います。それじゃあ、ちょっとだけ失礼しますね」
椅子に座ったままで、画面をタップする
「もしもし智くん?お疲れ様」
『ごめんな、遅くなって』
「ううん、大丈夫。もう終わったの?」
『終わった。今、どこにいんの?
そっち向かうから、いる場所教えて?』
「今?今は…あっ…」
突然、松本さんにスマホを奪い取られた
「もしもし、智?お疲れさん。
翔くんなら俺の所にずーっといるよ。
そう、ふたりきりで…
いや〜、可愛いし、マジでいい子だな…
思わずあれやこれや教えてあげちゃったよ
俺の手で育てたいなぁ…
松岡さんに頼み込んで、もらっちゃおうかな」
「ちょっ…松本さんっ。何言ってるんですか」
松本さんからスマホを奪い返した
「もしもしっ、智くんっ」
「もう切れてるよ」
「なんであんな事…あんな言い方したら、智くんに誤解されるじゃないですか」
「俺、嘘は言ってないよ?」
「確かに嘘はないかもしれないけど…」
「少しヤキモキさせてやれよ
櫻井くんを悩ませた罰にね?
あれくらい可愛いもんだろ」
「そんな、罰だなんて…智くんは何も悪くないのに…」
「そう?こんなに可愛い恋人を悩ませただけで、罰を受けるに値すると思うけど?」
松本さんの手が、俺の頬に触れる
「こらー!松潤!翔に何してくれてんだー!」
勢いよくドアが開き、怒鳴りながら智が入って来た
「残念…思ったより、早いご到着だな…」