Happiness day
第18章 Song for you
「智っ!待ってよ、あんた早すぎっ…」
廊下からバタバタという足音と、二宮さんらしき声が聞こえて来た
「お?もうひとり登場か」
楽しそうな松本さんの声が聞こえたかと思ったら、今度は耳元で囁かれた
「櫻井くん、ちょっとごめんね?」
「えっ⁉︎」
松本さんの腕が背後から伸びて来て、軽く抱きしめられた
「おまっ!マジで何してんだよっ!」
「智、どうしたの…って、何してんの!潤くん!」
部屋に入ってきた二宮さんが、俺たちの姿を見るなり目を見開く
智に腕を掴まれ引っぱられると、智の腕の中にすっぽり収まった
「大丈夫か⁉︎翔」
「あ、うん…大丈夫」
智が腕の中にいる俺を、頭の天辺から足の先まで一通り確認し、安堵の息を吐く
「よっ!カズ、お疲れ。
いい曲作れそうか?」
ふたりのテンションとは真逆に、松本さんが落ち着いた口調で話す
「今はそんな話、どうだっていいわっ!
何してたんだよ!櫻井くんと!」
智以上にキレ気味の二宮さん
なんで?
「ん〜?何って、智のライブの色んな事を教えてあげてただけだけど?」
「さっき、抱いてたじゃんか!」
「軽いハグだろ?そんなめくじら立てて怒るなよ」
「自分の恋人が他の人を抱いてるの見て、気分良い訳ないだろ!」
恋人?二宮さんと松本さんが?
「へぇ…そんな感情持ってるのに、櫻井くんの前で智とイチャついたのか?」
「イ、イチャついてなんか…」
「おんぶしてもらったんだろ?」
「ただ、歩くのが面倒だから、してもらっただけ…だよ…」
二宮さんの声が段々小さくなっていく
「じゃあ、ハグじゃなくて、おんぶだったら良かったんだ?
櫻井くんをおんぶしてたら、カズは不快な気持ちにならなかった?」
「いや…それは…」
二宮さんが言葉を濁す
廊下からバタバタという足音と、二宮さんらしき声が聞こえて来た
「お?もうひとり登場か」
楽しそうな松本さんの声が聞こえたかと思ったら、今度は耳元で囁かれた
「櫻井くん、ちょっとごめんね?」
「えっ⁉︎」
松本さんの腕が背後から伸びて来て、軽く抱きしめられた
「おまっ!マジで何してんだよっ!」
「智、どうしたの…って、何してんの!潤くん!」
部屋に入ってきた二宮さんが、俺たちの姿を見るなり目を見開く
智に腕を掴まれ引っぱられると、智の腕の中にすっぽり収まった
「大丈夫か⁉︎翔」
「あ、うん…大丈夫」
智が腕の中にいる俺を、頭の天辺から足の先まで一通り確認し、安堵の息を吐く
「よっ!カズ、お疲れ。
いい曲作れそうか?」
ふたりのテンションとは真逆に、松本さんが落ち着いた口調で話す
「今はそんな話、どうだっていいわっ!
何してたんだよ!櫻井くんと!」
智以上にキレ気味の二宮さん
なんで?
「ん〜?何って、智のライブの色んな事を教えてあげてただけだけど?」
「さっき、抱いてたじゃんか!」
「軽いハグだろ?そんなめくじら立てて怒るなよ」
「自分の恋人が他の人を抱いてるの見て、気分良い訳ないだろ!」
恋人?二宮さんと松本さんが?
「へぇ…そんな感情持ってるのに、櫻井くんの前で智とイチャついたのか?」
「イ、イチャついてなんか…」
「おんぶしてもらったんだろ?」
「ただ、歩くのが面倒だから、してもらっただけ…だよ…」
二宮さんの声が段々小さくなっていく
「じゃあ、ハグじゃなくて、おんぶだったら良かったんだ?
櫻井くんをおんぶしてたら、カズは不快な気持ちにならなかった?」
「いや…それは…」
二宮さんが言葉を濁す