Happiness day
第18章 Song for you
翌朝、智の腕にすっぽりと包まれた状態で目が覚めた
凄くしあわせな気分で迎えた朝…
すやすやと気持ち良さそうに寝ている智の首元に、そっと口づけた
「ん…しょお…」
寝ぼけた声で俺の名を呼び、抱きしめていた腕に力がこもる
「智くん?起きた?」
「…起きてない」
「起きてんじゃん。ほら、そろそろ起きよ?シャワーしてご飯食べないと」
「じゃあキスして?そしたら起きる」
唇を突き出して待つ智が可愛くて、笑ってしまう
「ふふっ、いいよ…」
体を伸ばし、そっと唇を押し当てた瞬間
智の手に後頭部を押さえ込まれた
「んっ…」
口の中で智の舌が動き回る
チュッと音を鳴らし離れて行った時には、軽く酸欠状態
「ふぁ…」
「おはよ、翔」
満足そうな智の笑顔が目に入る
もお…これじゃキスしてじゃなくて、させてだろ
起きようとしてたのに、こんなキスされたら、もう少しこのままいたくなるじゃん…
「翔?起きないの?」
「……あと3分だけ」
智の胸に顔を埋める
「ん、3分だけな?」
頭の上から嬉しそうな智の声が聞こえ、ギュッと抱きしめてくれた
しあわせを噛み締めた3分間
「さ、今度こそ準備…」
「あっ、待って翔」
智の腕から抜け出て起きあがろうとする俺を智が呼び止める
「どうしたの?」
智はベッドから下りると、自分のバッグから封筒の様な物を手にして戻ってきた
「誕生日おめでとう」
その封筒を俺に差し出す
「え?…あっ、今日…」
1月25日…俺の誕生日…
凄くしあわせな気分で迎えた朝…
すやすやと気持ち良さそうに寝ている智の首元に、そっと口づけた
「ん…しょお…」
寝ぼけた声で俺の名を呼び、抱きしめていた腕に力がこもる
「智くん?起きた?」
「…起きてない」
「起きてんじゃん。ほら、そろそろ起きよ?シャワーしてご飯食べないと」
「じゃあキスして?そしたら起きる」
唇を突き出して待つ智が可愛くて、笑ってしまう
「ふふっ、いいよ…」
体を伸ばし、そっと唇を押し当てた瞬間
智の手に後頭部を押さえ込まれた
「んっ…」
口の中で智の舌が動き回る
チュッと音を鳴らし離れて行った時には、軽く酸欠状態
「ふぁ…」
「おはよ、翔」
満足そうな智の笑顔が目に入る
もお…これじゃキスしてじゃなくて、させてだろ
起きようとしてたのに、こんなキスされたら、もう少しこのままいたくなるじゃん…
「翔?起きないの?」
「……あと3分だけ」
智の胸に顔を埋める
「ん、3分だけな?」
頭の上から嬉しそうな智の声が聞こえ、ギュッと抱きしめてくれた
しあわせを噛み締めた3分間
「さ、今度こそ準備…」
「あっ、待って翔」
智の腕から抜け出て起きあがろうとする俺を智が呼び止める
「どうしたの?」
智はベッドから下りると、自分のバッグから封筒の様な物を手にして戻ってきた
「誕生日おめでとう」
その封筒を俺に差し出す
「え?…あっ、今日…」
1月25日…俺の誕生日…