Happiness day
第19章 Do you…?
「まだ熱下がってないから、ベッドに行って休んでなよ?」
床に座った智が、食べ終わった食器をトレーに乗せながら俺の顔を見上げる
「もう大丈夫だよ、痛みもないし」
「ダ〜メ。それは薬が効いてるだけだから
薬が切れたらまた痛み出すよ
あ、それと、明日も仕事休めよ?課長にはもう連絡してあるからな?」
有無を言わせない智の強い眼差し
智のこんな目を見るのは初めてかも
いつもは柔らかいのに…
それだけ本気で心配してくれてるって事だよな
「わかったよ。明日までゆっくり休ませてもらうよ」
ソファーから立ち上がり、寝室に向かう
「うん。あっ!明日も熱下がらなかったら、明後日も休ませるからな?」
背後から聞こえた声に振り返って答える
「はいはい。智ママ、おやすみなさい」
「なんだよ、智ママって」
智が唇を尖らせた
「着替えにメシ。それに体調の心配までしてくれる存在なんて、母親くらいのもんだろ」
「俺は翔のかあちゃんになる気はねぇぞ?」
「ははっ!わかってるよ。
でも、それくらいありがたい存在だってこと…」
もし、智が家に来てくれなかったら
今頃、下着姿のまま、ひとり寂しくベッドの上で丸まってるだけだっただろう
温かくて激うまのお粥も食えなかった
智がいるのといないのとじゃ、天と地の違いだ
「サンキューな?智。お前が来てくれて、凄え助かった」
「ふふっ…かあちゃんは嫌だけど、翔を助けられたなら良かったよ」
さっきまでの表情が一転、嬉しそうに笑った
「怪我が治ったら恩返しさせてもらうから」
「おう。楽しみにしてる」
恩返しに何が出来るかわからないけど
智には、しばらく頭が上がらなくなりそうだ
床に座った智が、食べ終わった食器をトレーに乗せながら俺の顔を見上げる
「もう大丈夫だよ、痛みもないし」
「ダ〜メ。それは薬が効いてるだけだから
薬が切れたらまた痛み出すよ
あ、それと、明日も仕事休めよ?課長にはもう連絡してあるからな?」
有無を言わせない智の強い眼差し
智のこんな目を見るのは初めてかも
いつもは柔らかいのに…
それだけ本気で心配してくれてるって事だよな
「わかったよ。明日までゆっくり休ませてもらうよ」
ソファーから立ち上がり、寝室に向かう
「うん。あっ!明日も熱下がらなかったら、明後日も休ませるからな?」
背後から聞こえた声に振り返って答える
「はいはい。智ママ、おやすみなさい」
「なんだよ、智ママって」
智が唇を尖らせた
「着替えにメシ。それに体調の心配までしてくれる存在なんて、母親くらいのもんだろ」
「俺は翔のかあちゃんになる気はねぇぞ?」
「ははっ!わかってるよ。
でも、それくらいありがたい存在だってこと…」
もし、智が家に来てくれなかったら
今頃、下着姿のまま、ひとり寂しくベッドの上で丸まってるだけだっただろう
温かくて激うまのお粥も食えなかった
智がいるのといないのとじゃ、天と地の違いだ
「サンキューな?智。お前が来てくれて、凄え助かった」
「ふふっ…かあちゃんは嫌だけど、翔を助けられたなら良かったよ」
さっきまでの表情が一転、嬉しそうに笑った
「怪我が治ったら恩返しさせてもらうから」
「おう。楽しみにしてる」
恩返しに何が出来るかわからないけど
智には、しばらく頭が上がらなくなりそうだ