Happiness day
第19章 Do you…?
「翔ちゃん、どこ座る?」
12時になる前の店内は、まだ空席が目立つ
いつもはひとりで来るからカウンター席に座るけど、今日はふたりだから
「テーブル席いい?」
「どうぞ〜、お冷持ってくね」
「うん、ありがとう。行こう智」
「ん…」
窓際のふたり客用のテーブル席
「ここでいい?」
「うん、いいよ」
俺が椅子の横に立つと、智がスッと椅子を引いてくれる
「優しい〜。紳士じゃん、紳士」
相葉さんがニコニコ笑いながらグラスをテーブルに置いた
紳士かぁ…確かに智のサポートは、女性をエスコートする紳士みたいだ
今の椅子もそうだし、ドアを開けてくれたりするのもそうなんだけど
道を歩いている時も、俺の怪我した腕側を歩いてくれてる
さり気ない気遣い…
女性がこんな扱い受けたら、キュンキュンするレベルかも…
「頑張ってね、おおちゃん」
「ありがとうございます」
相葉さんの応援の言葉にお礼を言う智
微笑み合うふたりがすっかり馴染んで見える
この相葉さんの気さくな感じがお客さんをリピーターにするんだろうな…
「で?オーダーは?何にする?」
「今日はクラブハウスサンドにする
それと…」
「カフェラテでしょ?」
「正解」
ここでの飲み物はカフェラテしか頼まないからな
オーダーしてなくても出してくるんじゃないか?相葉さんの場合
「おおちゃんは?何にする?」
智がメニュー表から視線を上げた
「俺もクラブハウスサンドで、飲み物はホットチョコ」
「かしこまり〜。ちょっと待っててね」
相葉さんがキッチンの中へと入っていく
「智、ホットチョコなんて飲むんだ」
「うん、好き。あると頼む」
「甘いモノ好きだもんなぁ…
でも、ホットチョコ好きだとは知らなかった」
「社食にはないからな。自販機にも置いてあるとこ少ないし」
「なるほど」
12時になる前の店内は、まだ空席が目立つ
いつもはひとりで来るからカウンター席に座るけど、今日はふたりだから
「テーブル席いい?」
「どうぞ〜、お冷持ってくね」
「うん、ありがとう。行こう智」
「ん…」
窓際のふたり客用のテーブル席
「ここでいい?」
「うん、いいよ」
俺が椅子の横に立つと、智がスッと椅子を引いてくれる
「優しい〜。紳士じゃん、紳士」
相葉さんがニコニコ笑いながらグラスをテーブルに置いた
紳士かぁ…確かに智のサポートは、女性をエスコートする紳士みたいだ
今の椅子もそうだし、ドアを開けてくれたりするのもそうなんだけど
道を歩いている時も、俺の怪我した腕側を歩いてくれてる
さり気ない気遣い…
女性がこんな扱い受けたら、キュンキュンするレベルかも…
「頑張ってね、おおちゃん」
「ありがとうございます」
相葉さんの応援の言葉にお礼を言う智
微笑み合うふたりがすっかり馴染んで見える
この相葉さんの気さくな感じがお客さんをリピーターにするんだろうな…
「で?オーダーは?何にする?」
「今日はクラブハウスサンドにする
それと…」
「カフェラテでしょ?」
「正解」
ここでの飲み物はカフェラテしか頼まないからな
オーダーしてなくても出してくるんじゃないか?相葉さんの場合
「おおちゃんは?何にする?」
智がメニュー表から視線を上げた
「俺もクラブハウスサンドで、飲み物はホットチョコ」
「かしこまり〜。ちょっと待っててね」
相葉さんがキッチンの中へと入っていく
「智、ホットチョコなんて飲むんだ」
「うん、好き。あると頼む」
「甘いモノ好きだもんなぁ…
でも、ホットチョコ好きだとは知らなかった」
「社食にはないからな。自販機にも置いてあるとこ少ないし」
「なるほど」