Happiness day
第19章 Do you…?
上半身だけ裸になって、智にビニールの袋を付けて貰う
「5分くらいしたら、また来るから」
「お願いします」
ペコっと頭を下げると、智は脱衣所から出て行った
ズボンとパンツを脱いで浴室に入る
骨折してからもうすぐ1週間…
ズボンとパンツを脱ぐ事と、パンツを履く事だけはかなり上達したな
不器用な俺でも、コツさえ掴めば上手くはなるんだ
そう思って、体も洗ってみようかな、なんてスポンジにボディソープを付けたけど…
「…ダメだ…不器用なだけじゃなく、体も硬かった…
体の硬さはどうにもならないわ…」
スポンジはそのままに、体についた泡を流して浴槽に入る
「翔、頭洗うよ」
「ん、お願い」
浴槽から出て椅子に座る
「あれ?体洗ったの?」
「いや…チャレンジしたけど、すぐに断念した」
「なんでチャレンジ?」
「だって、いつまでも智にいてもらう訳にもいかないじゃん?」
自分から言ったのに、ちょっと寂しくなった
「俺は全然構わないけど?
それとも翔が迷惑?
ひとりになりたいなら、メシだけ作りに来る?」
「いやっ!智がいいならこのままでいい
俺も全然構わないからっ」
そんな生活させたら、智にもっと負担掛ける
なんてのは建前で、この生活を続けたいと望む俺がいた
「5分くらいしたら、また来るから」
「お願いします」
ペコっと頭を下げると、智は脱衣所から出て行った
ズボンとパンツを脱いで浴室に入る
骨折してからもうすぐ1週間…
ズボンとパンツを脱ぐ事と、パンツを履く事だけはかなり上達したな
不器用な俺でも、コツさえ掴めば上手くはなるんだ
そう思って、体も洗ってみようかな、なんてスポンジにボディソープを付けたけど…
「…ダメだ…不器用なだけじゃなく、体も硬かった…
体の硬さはどうにもならないわ…」
スポンジはそのままに、体についた泡を流して浴槽に入る
「翔、頭洗うよ」
「ん、お願い」
浴槽から出て椅子に座る
「あれ?体洗ったの?」
「いや…チャレンジしたけど、すぐに断念した」
「なんでチャレンジ?」
「だって、いつまでも智にいてもらう訳にもいかないじゃん?」
自分から言ったのに、ちょっと寂しくなった
「俺は全然構わないけど?
それとも翔が迷惑?
ひとりになりたいなら、メシだけ作りに来る?」
「いやっ!智がいいならこのままでいい
俺も全然構わないからっ」
そんな生活させたら、智にもっと負担掛ける
なんてのは建前で、この生活を続けたいと望む俺がいた