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Happiness day

第20章 GUTS!

今日の晩めしは、焼き魚がメイン
これこそ箸を使って食べたいメニューだよな

他にも具沢山な味噌汁を筆頭に、だし巻き卵やきんぴらごぼうと
旅館の朝食を思わせるThe和食の品々

「白米が進むメニューだな」

「だろ?いっぱい食えよ?
箸を使うリハビリも兼ねてるんだから」

「そう言うことね。ありがとう智」

いっぱい食べるとかいうことは、その分箸を使う回数も増える訳で
食べるのが好きな俺には、持ってこいのリハビリ方法

「じゃあ食うか」

「うんっ。いただきますっ」

智の思いやりがこもった料理に改めて感謝


「腹いっぱ〜い」

味噌汁とご飯をおかわりし、久々の箸を使っての食事に大満足 

「ほんとよく食ったな」

「だって、超美味かったんだもん
やっぱり焼き魚は箸で食べないとな」

「よかったよ、喜んでもらえたみたいで」

智が食べ終わった食器を片付けようとする

「あっ、今日から俺が食器洗うからな?」

「大丈夫か?まだ手の自由きかないんじゃないの?」

「大丈夫だって。これもリハビリの一環だよ」

「そうか…なら任せようかな」

「うん、任せろ。あっ、それと、風呂の順番も今日からは固定なしな?
準備が出来た順に入ろ?」

「うん、わかった。じゃあ、風呂入れて来るな」

「よろしく」

智の荷物はまだ運びきれてないけど、これからココはふたりの家
何事もふたり平等にしたい

ま、料理はほぼ智に任せる事になっちゃうだろうけどね

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