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Happiness day

第20章 GUTS!

金曜日の夜、風呂から上がった俺は、ソファーに座る智の前に立った

「智…今日は一緒にベッドで寝よ?」

この言葉が意味する事をわかっているから、智は真剣な眼差しで俺を見上げる

「いいの?」

「うん、いいよ。もう大丈夫」

こんなこと言うの恥ずかしいよ?恥ずかしいけど

この4日間、毎晩智に後ろをほぐしてもらっていたら
俺、本当に智に愛されてんなぁ…って実感しちゃって

大袈裟な言い方かも知れないけど
一刻も早く智に身を捧げたくなっちゃったんだよね

一番大切なのは心の繋がりだけどさ
その上で体も繋がれたら、もっと智からの愛を感じられそうじゃん?

智は立ち上がると、俺の事をギュッと抱きしめた

「ありがと、翔…大切にするからな?」

智をギュッと抱きしめ返した

「うん…わかってる」

智はいつも大切に俺を扱ってくれてる
だから智になら抱かれてもいいと思った

「行こう…」

智の手を引いて寝室へと向かった

ベッドに上がるとゆっくりと智に倒される
横になった俺に覆い被さる智…

しっかりと見つめ合ったまま、智との距離が近くなる

お互いの唇を喰むようにキスを繰り返す
それだけで、体温と息が上がる

「んぁ…さと…」

智の唇が俺の唇から離れ、着ていたスエットを脱がされた

智の唇が、今度は首から肩…肩から鎖骨…鎖骨から胸へと、軽く吸い付きながら移動して行く

唇が触れた場所が熱い

胸の突起に吸いつかれると、体に電気が走ったみたいに痺れた

「あぁっっ…さとしっ…」

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