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Happiness day

第20章 GUTS!

2本3本と増やされて行く指
入念にほぐされると、苦しさの中に快感が混ざって来る

「はぁ…んっ…」

それを見計らったのか、智がキスをして来た

「んっ…ふ、ぅ…」

智によって頭の中も体のナカもほぐされ準備万端

「翔…挿れるよ?」

入口に押し当てられる智のモノ

やっと智と繋がれる…
あんなに不安を感じてたのに、今はそのカケラさえない
それどころか期待すらしている

「さとし、はやくっ…」

早く俺のナカに入って…

「そんな顔して誘うなよ
手加減してやれなくなるだろ…」

どんな顔かは知らないけど、俺は早く智が欲しいんだよ

「あぁっっ…」

智の熱い塊がゆっくりと俺のナカに入ってくる

やっぱり痛い…けど、そんなの何の苦にもならないくらい嬉しい

「さ、とし…」

智に向かって手を伸ばす

動きを止めた智が、伸ばした手を握り締めてくれる

「キツいか?」

「ちがう…うれしい…」

智の顔がふにゃんと崩れ、泣き出しそうに見えた

「うん…俺も…」

そんな様子の智にギュッと抱きしめられると、感動すらして来た

「智…大好きだよ」

チョコレートは贈ったけど、言葉にして伝えてなかったよね?

「うん…ありがと翔……愛してるよ」

耳元で愛を告げられ、ギュッと胸が痛いくらい締め付けられた

「うぁっ…」

いい雰囲気を突然壊した智の声

「智?」

顔を上げた智が気不味そうな顔で俺を見下ろす

「ごめん…いきなり締め付けられたから吃驚して…」

締め付けられた?締め付けられたのは俺の胸だけど?

智のモノが俺のナカでピクピク動く

「あっ…⁉︎」

「俺、もう無理だわ…抑えておくの」

苦笑いした智がグッとナカに押し込んで来た

「あぁっっ…」

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