Happiness day
第20章 GUTS!
髪を梳かれる感覚で目が覚めた
「翔?大丈夫か?」
声の方に視線を向けると、すぐ隣に座っている智が…
一瞬、質問の意味がわからなくて
智が服を着てない事に気が付き、『あぁ、そうだ…』と理解した
あの時、何かが迫ってくるような感覚に襲われ、頭の中に火花が散った
それ以降の事が思い出せず、今に至るって事は、意識を飛ばしてたって事だろう
「だ、じょぶ…」
でもないか…少し喉に痛みを感じ、声も掠れてる
だいぶ啼かされたな…最後の方、記憶ないけど
「飲み物持って来ようか?」
「ううん、いい。いらない」
飲み物よりも今は智がいい
智の優しさに浸りたい
「智…」
智を見上げ、目で訴えると智は『ふっ』と笑った
「甘えん坊だな」
智がそうさせたんだからな?
布団に潜り込んで来た智の方を向くと、智が抱きしめてくれる
「今日はこのまま寝ような」
「うん…」
智の温もりを素肌に感じながら眠りに就いた
「い“っ⁈」
翌朝、目が覚めて最初に出た言葉
「いってーっ」
「翔⁈」
目が覚めて、喉が渇いてたから
智を起こさないように、そっと智の腕の中から抜け出ようと腰を引くと
その瞬間、体に激痛が走った
この痛み方は筋肉痛か?
「どこが痛い?」
「腰の辺り…」
智が腰に手を置き、優しくさすってくれる
「この辺か?」
「うん…」
筋肉がほぐされていくようで気持ちいい
「後で湿布買って来てやるから、ちょっと我慢しててな?」
今の時間じゃ、まだ店は開いてない
「うん…ありがと…」
「何か欲しいものある?
腹は?へってない?」
「とりあえず水が飲みたい」
「オッケー。すぐ持ってくる」
「翔?大丈夫か?」
声の方に視線を向けると、すぐ隣に座っている智が…
一瞬、質問の意味がわからなくて
智が服を着てない事に気が付き、『あぁ、そうだ…』と理解した
あの時、何かが迫ってくるような感覚に襲われ、頭の中に火花が散った
それ以降の事が思い出せず、今に至るって事は、意識を飛ばしてたって事だろう
「だ、じょぶ…」
でもないか…少し喉に痛みを感じ、声も掠れてる
だいぶ啼かされたな…最後の方、記憶ないけど
「飲み物持って来ようか?」
「ううん、いい。いらない」
飲み物よりも今は智がいい
智の優しさに浸りたい
「智…」
智を見上げ、目で訴えると智は『ふっ』と笑った
「甘えん坊だな」
智がそうさせたんだからな?
布団に潜り込んで来た智の方を向くと、智が抱きしめてくれる
「今日はこのまま寝ような」
「うん…」
智の温もりを素肌に感じながら眠りに就いた
「い“っ⁈」
翌朝、目が覚めて最初に出た言葉
「いってーっ」
「翔⁈」
目が覚めて、喉が渇いてたから
智を起こさないように、そっと智の腕の中から抜け出ようと腰を引くと
その瞬間、体に激痛が走った
この痛み方は筋肉痛か?
「どこが痛い?」
「腰の辺り…」
智が腰に手を置き、優しくさすってくれる
「この辺か?」
「うん…」
筋肉がほぐされていくようで気持ちいい
「後で湿布買って来てやるから、ちょっと我慢しててな?」
今の時間じゃ、まだ店は開いてない
「うん…ありがと…」
「何か欲しいものある?
腹は?へってない?」
「とりあえず水が飲みたい」
「オッケー。すぐ持ってくる」