Happiness day
第25章 夏疾風
体を洗って、浴槽に背を預け
翔くんと並んで湯船に浸かる
ふたりの距離は、いつもより少しだけ遠い
「気持ちいい…」
パシャパシャと翔くんが肩にお湯を掛けながら呟く
「ん、気持ちいいね」
俺は翔くんの方を見る事なく答えた
「凄〜い、肌がすべすべ〜
温泉の効果かな?」
翔くんが腕を伸ばし、さすっているのが目の端に映る
腕なんてしょっちゅう見てる
さっきは組んでたし…
でも、その動作のせいなのか、お湯に濡れてるせいなのか、それともこの照明のせいなのか…
いずれの理由かはわからないが、翔くんの腕がやたらと目を引く…
その腕に触れたくなる…
「智くんも触ってみてよ
すべすべじゃない?」
言われるがまま、腕に手を伸ばした
「えっ…」
「ほんとだ…すげぇすべすべ…超気持ちいい…」
するすると撫でた翔くんの腕は、今まで感じた事のないツルッとした肌
気持ち良くて手が止まらない…
「あ、あの…智くん…」
「ん〜?」
翔くんに呼ばれ顔を上げると、顔を真っ赤に染めた翔くんと目が合った
その表情は少し戸惑ってるような?
「翔くん?」
「あ、ううん…僕の言葉が足りなかったんだよね…」
「なに?どうしたの?」
「『触ってみて』って言ったのは、僕の肌じゃなくて、自分の肌…なんだけど…」
「えっ⁉︎」
「だって、普段知ってる肌と比べてみないと
すべすべになったかわからないでしょ?」
「あっ!……ははっ…だよな…」
翔くんの言った言葉の正しい意味がわかって、慌てて自分の腕に手を這わす
「ほ、ほんとだ…いつもよりすべすべ…」
「ふふっ…でしょ?」
ハニカムその表情がやけに艶かしく見えるのも、温泉効果?
翔くんと並んで湯船に浸かる
ふたりの距離は、いつもより少しだけ遠い
「気持ちいい…」
パシャパシャと翔くんが肩にお湯を掛けながら呟く
「ん、気持ちいいね」
俺は翔くんの方を見る事なく答えた
「凄〜い、肌がすべすべ〜
温泉の効果かな?」
翔くんが腕を伸ばし、さすっているのが目の端に映る
腕なんてしょっちゅう見てる
さっきは組んでたし…
でも、その動作のせいなのか、お湯に濡れてるせいなのか、それともこの照明のせいなのか…
いずれの理由かはわからないが、翔くんの腕がやたらと目を引く…
その腕に触れたくなる…
「智くんも触ってみてよ
すべすべじゃない?」
言われるがまま、腕に手を伸ばした
「えっ…」
「ほんとだ…すげぇすべすべ…超気持ちいい…」
するすると撫でた翔くんの腕は、今まで感じた事のないツルッとした肌
気持ち良くて手が止まらない…
「あ、あの…智くん…」
「ん〜?」
翔くんに呼ばれ顔を上げると、顔を真っ赤に染めた翔くんと目が合った
その表情は少し戸惑ってるような?
「翔くん?」
「あ、ううん…僕の言葉が足りなかったんだよね…」
「なに?どうしたの?」
「『触ってみて』って言ったのは、僕の肌じゃなくて、自分の肌…なんだけど…」
「えっ⁉︎」
「だって、普段知ってる肌と比べてみないと
すべすべになったかわからないでしょ?」
「あっ!……ははっ…だよな…」
翔くんの言った言葉の正しい意味がわかって、慌てて自分の腕に手を這わす
「ほ、ほんとだ…いつもよりすべすべ…」
「ふふっ…でしょ?」
ハニカムその表情がやけに艶かしく見えるのも、温泉効果?