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Happiness day

第25章 夏疾風

所謂、恋人繋ぎってやつだけど
この繋ぎ方をしたのは初めて…

手を繋いだ事はあるけど『恋人繋ぎ』なんて言われてるこの繋ぎ方は、いかにもって感じで、恥ずかしくて出来なかった

手を繋ぐ事自体、あまり機会もなかったしな

指も性感帯のひとつだと聞いた事はあるが
まさか、恋人繋ぎをしただけでも感じちゃうなんて…どんだけ感じやすいんだ

まぁ、俺としては嬉しいことだけど

「翔くん、声出して良いって言っただろ?」

「でも…変な声だから…智くん、引いちゃうよ…」

心配そうな翔くん
『感じる』って事を知らなかった翔くんは、きっと喘ぎ声なんてモノ、聞いた事ないんだろうな

俺は動画で見た事あるけど…

「変な声じゃないよ。翔くんが気持ち良くなってくれてる証の声なんだから…
だから、いっぱい聴かせて欲しいな?」

「本当に?いいの?声出ちゃっても」

「大丈夫。その方が、翔くんも、我慢するより楽だろ?」

「うん…出ないようにするの大変だから、楽だと思う」

「リラックスした方が、入り易くなると思うから
翔くんは、何も考えないで、自然に任せて」

「わかった。智くんがそう言ってくれるならそうする」

俺はコクッと首を縦に振り、翔くんのナカヘと再び進み出す

話してる間に、ナカもこの状態に慣れたのか、進みやすくなってる

少し進んでは、ナカを広げるように腰を回す

「はっ…ん……あふっ…」

翔くんも可愛い声が出てる…大丈夫そうだな

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