Happiness day
第26章 太陽の世界
「相葉さんは、なんでその事知ってるんですか?」
「さっきまで、本人と話してたから」
「斎藤さんと?斎藤さん、早上がりでしたよね?」
「うん。だから『近くのファミレスで待って』って、お願いした
マキちゃんも誰かに話し聞いてもらいたかったみたいで、待っててくれたんだ」
相葉さんって、本当に良い人だな…
従業員同士のいざこざに、間に入ってあげて
しかも、ここまで戻って来てくれた…
斎藤さんだけじゃなく、俺の事も気に掛けてくれたんだ
「それにしても、なんで俺?
他の人だって良かっただろうに…」
「松本くんなら、森田さんも負けを認めてくれるかな、って思ったみたい
でもあの人、プライドも高いから認められなかったんだねぇ
松本くんの方が、カッコいいのに」
またこの顔のせいか…ほんとイヤになる
「俺の事、何も知らないくせに
なんで俺の方がカッコいいとか言えるんですか?
見た目の問題?
それだけで勝ち負け判断するなんて、安直過ぎ…」
今まで募っていた思いが口を突いて出た
こんな言い方したら、相葉さんにも『いけすかない奴』とか思われる
相葉さんには嫌われたくないな…
折角助けに来てくれたのに…
明日から、あの笑顔が見られなくなるのか…
仕事中のオアシスだったのに残念だ
相葉さんを直視する事が出来ず、視線を伏せた
「知ってるよ?」
「えっ?」
思ってもみなかった相葉さんの返しに驚いて、相葉さんに視線を戻すと
いつものあの笑顔がそこにあった
「知ってるよ?松本くんが、いつも一所懸命仕事してる事
俺には、仕事中にナンパしてる森田さんとは、比べ物にならないくらいカッコ良く見えるけど?」
「あ…」
相葉さんに嫌われなかった?
それどころか、俺の仕事に対する姿勢を評価してくれてた…
「ありがとう…ございます…
カッコいいって言われて嬉しかったの、初めてだ…」
「さっきまで、本人と話してたから」
「斎藤さんと?斎藤さん、早上がりでしたよね?」
「うん。だから『近くのファミレスで待って』って、お願いした
マキちゃんも誰かに話し聞いてもらいたかったみたいで、待っててくれたんだ」
相葉さんって、本当に良い人だな…
従業員同士のいざこざに、間に入ってあげて
しかも、ここまで戻って来てくれた…
斎藤さんだけじゃなく、俺の事も気に掛けてくれたんだ
「それにしても、なんで俺?
他の人だって良かっただろうに…」
「松本くんなら、森田さんも負けを認めてくれるかな、って思ったみたい
でもあの人、プライドも高いから認められなかったんだねぇ
松本くんの方が、カッコいいのに」
またこの顔のせいか…ほんとイヤになる
「俺の事、何も知らないくせに
なんで俺の方がカッコいいとか言えるんですか?
見た目の問題?
それだけで勝ち負け判断するなんて、安直過ぎ…」
今まで募っていた思いが口を突いて出た
こんな言い方したら、相葉さんにも『いけすかない奴』とか思われる
相葉さんには嫌われたくないな…
折角助けに来てくれたのに…
明日から、あの笑顔が見られなくなるのか…
仕事中のオアシスだったのに残念だ
相葉さんを直視する事が出来ず、視線を伏せた
「知ってるよ?」
「えっ?」
思ってもみなかった相葉さんの返しに驚いて、相葉さんに視線を戻すと
いつものあの笑顔がそこにあった
「知ってるよ?松本くんが、いつも一所懸命仕事してる事
俺には、仕事中にナンパしてる森田さんとは、比べ物にならないくらいカッコ良く見えるけど?」
「あ…」
相葉さんに嫌われなかった?
それどころか、俺の仕事に対する姿勢を評価してくれてた…
「ありがとう…ございます…
カッコいいって言われて嬉しかったの、初めてだ…」