Happiness day
第26章 太陽の世界
俺は雅紀の言ってる意味がわからず、雅紀をキョトンと見てしまった
「え?…あ?え?…あれ?
もしかして、潤ちゃん、わかってなかった?
俺の好きは、『ラブ』の好き…だったんだけど…」
「え……う、そ……」
「……わかってなかった、んだ?」
呆然とする俺に、雅紀が恐る恐る聞いて来た
なんとか首を小さく縦に振る俺の目の前で、雅紀の顔色が青く変わった
「うわっ!マジでっ⁈
俺、やっちゃったじゃん!
とんだ早とちり!わぁー!もぉ!俺って、ホントばかーっ!」
雅紀は、両手で頭を抱え込み、髪をクシャクシャに掻き混ぜる
そんな焦ってる雅紀を見ていたら、逆に俺は落ち着いて来て
雅紀のサラサラの髪…羨ましいんだよな…
俺には似合わないんだろうけど
なんて、今、関係ない事を考えてしまった
「雅紀」
雅紀の手がピタッと止まり
その止まった手を、そっと退け
クシャッとなった髪を指で梳く様に撫でる
「ありがとう…」
なんでかわからないけど、お礼の言葉が出た
「…潤、ちゃん?」
顔を上げ、驚きの表情で俺を見つめる雅紀
きっと、嬉しかったんだと思う…
俺に無いモノを持ってる雅紀に、憧れに近い気持ちを抱いていたから…
だから、俺も友達にこだわったんだ
雅紀と、ただの仕事仲間以上の関係になりたいって…
その雅紀に、友情以上の想いで思われてたんだから
驚きはしたけど、気持ち悪いとは思わなかった
「え?…あ?え?…あれ?
もしかして、潤ちゃん、わかってなかった?
俺の好きは、『ラブ』の好き…だったんだけど…」
「え……う、そ……」
「……わかってなかった、んだ?」
呆然とする俺に、雅紀が恐る恐る聞いて来た
なんとか首を小さく縦に振る俺の目の前で、雅紀の顔色が青く変わった
「うわっ!マジでっ⁈
俺、やっちゃったじゃん!
とんだ早とちり!わぁー!もぉ!俺って、ホントばかーっ!」
雅紀は、両手で頭を抱え込み、髪をクシャクシャに掻き混ぜる
そんな焦ってる雅紀を見ていたら、逆に俺は落ち着いて来て
雅紀のサラサラの髪…羨ましいんだよな…
俺には似合わないんだろうけど
なんて、今、関係ない事を考えてしまった
「雅紀」
雅紀の手がピタッと止まり
その止まった手を、そっと退け
クシャッとなった髪を指で梳く様に撫でる
「ありがとう…」
なんでかわからないけど、お礼の言葉が出た
「…潤、ちゃん?」
顔を上げ、驚きの表情で俺を見つめる雅紀
きっと、嬉しかったんだと思う…
俺に無いモノを持ってる雅紀に、憧れに近い気持ちを抱いていたから…
だから、俺も友達にこだわったんだ
雅紀と、ただの仕事仲間以上の関係になりたいって…
その雅紀に、友情以上の想いで思われてたんだから
驚きはしたけど、気持ち悪いとは思わなかった