Happiness day
第26章 太陽の世界
「そう言えば、仕事決まったの?」
専門学校出身の俺は、詳しい事は知らないけど
大学4年のこの時期には、大抵の人が就職が内定してるって聞いた
「ん?まぁね」
決まってるんだ…
「そっか、おめでと…」
決まったのに、俺に報告してくれなかったんだ…
なんかショック…
言ってくれたら、お祝いしたのに
「でも、腰掛けだから」
「え?腰掛け?」
「うん。本命は別にあるからね
そこで雇ってもらえるまで、色々勉強させてもらおうと思ってる」
「へぇ…」
雅紀がそんな構想を抱いているなんて、知らなかった
そこで働く事が雅紀の夢、なんだろうか…
そんな話、今まで聞いた事なかった
俺の夢には協力してもらってるのになぁ…
雅紀にとって、今でも俺は特別な存在なんだと思っていたけど
もう、そうではないのかな…
そう考えると、不安になる
雅紀は、一年前と変わらず俺に優しい…
その優しさに甘えて、俺は、雅紀に伝えていない事がある
……俺、雅紀のこと、好きだよ
一年前の、あの時とは違う意味で…
それなのに、長い間、恋愛と距離を置いていたせいか
どうしても一歩踏み出せず、気持ちの変化を伝えられないでいた
専門学校出身の俺は、詳しい事は知らないけど
大学4年のこの時期には、大抵の人が就職が内定してるって聞いた
「ん?まぁね」
決まってるんだ…
「そっか、おめでと…」
決まったのに、俺に報告してくれなかったんだ…
なんかショック…
言ってくれたら、お祝いしたのに
「でも、腰掛けだから」
「え?腰掛け?」
「うん。本命は別にあるからね
そこで雇ってもらえるまで、色々勉強させてもらおうと思ってる」
「へぇ…」
雅紀がそんな構想を抱いているなんて、知らなかった
そこで働く事が雅紀の夢、なんだろうか…
そんな話、今まで聞いた事なかった
俺の夢には協力してもらってるのになぁ…
雅紀にとって、今でも俺は特別な存在なんだと思っていたけど
もう、そうではないのかな…
そう考えると、不安になる
雅紀は、一年前と変わらず俺に優しい…
その優しさに甘えて、俺は、雅紀に伝えていない事がある
……俺、雅紀のこと、好きだよ
一年前の、あの時とは違う意味で…
それなのに、長い間、恋愛と距離を置いていたせいか
どうしても一歩踏み出せず、気持ちの変化を伝えられないでいた