Happiness day
第26章 太陽の世界
こうして、晴れて恋人同士になった俺たちに、すぐにやって来たのは、俺の誕生日
もちろん、雅紀は大はりきりで、ふたりでお祝いをしようと言ってきた
恋人とふたりで祝う誕生日か…初めてだな…
そもそも、俺に恋人という存在が出来た事自体が初めてなんだから、当たり前か
誕生日当日、俺は仕事があったけど、雅紀はバイトが休み
俺の仕事終わりに合わせ、店まで迎えに来てくれた
「お疲れさま、潤ちゃん」
満面の笑みで迎えられると、疲れも吹っ飛ぶ
「ごめんな、待っただろ?」
「潤ちゃんに会えると思えば、待つ時間も楽しいよ」
恋人になってからの雅紀は、とてもあまい
元々、優しかったけど、優しいとは違う、こちらが照れてしまうくらいあまいんだ
俺を好きという気持ちが、全身から漏れ出てる
幸せオーラという言葉を聞いたことはあるが、実在するものなんだと初めて知った
「さ、帰って、お祝いしよ?」
手にしてるケーキの箱を少し持ち上げ、俺に見せる
「ケーキ、雅紀が作ってくれたんだろ?
楽しみだな」
「潤ちゃんの為に愛情込めて作ったからねぇ〜、くふっ」
ほら、あまい…
「行こっか」
「うんっ!」
雅紀は、歩き出した俺の隣に立つと、スッと手を繋いできた
照れるけど嬉しいから、俺もその手を握り返す
もちろん、雅紀は大はりきりで、ふたりでお祝いをしようと言ってきた
恋人とふたりで祝う誕生日か…初めてだな…
そもそも、俺に恋人という存在が出来た事自体が初めてなんだから、当たり前か
誕生日当日、俺は仕事があったけど、雅紀はバイトが休み
俺の仕事終わりに合わせ、店まで迎えに来てくれた
「お疲れさま、潤ちゃん」
満面の笑みで迎えられると、疲れも吹っ飛ぶ
「ごめんな、待っただろ?」
「潤ちゃんに会えると思えば、待つ時間も楽しいよ」
恋人になってからの雅紀は、とてもあまい
元々、優しかったけど、優しいとは違う、こちらが照れてしまうくらいあまいんだ
俺を好きという気持ちが、全身から漏れ出てる
幸せオーラという言葉を聞いたことはあるが、実在するものなんだと初めて知った
「さ、帰って、お祝いしよ?」
手にしてるケーキの箱を少し持ち上げ、俺に見せる
「ケーキ、雅紀が作ってくれたんだろ?
楽しみだな」
「潤ちゃんの為に愛情込めて作ったからねぇ〜、くふっ」
ほら、あまい…
「行こっか」
「うんっ!」
雅紀は、歩き出した俺の隣に立つと、スッと手を繋いできた
照れるけど嬉しいから、俺もその手を握り返す