Happiness day
第27章 movin’ on
「優しくなんかないですよ…」
大野さんの方が優しいじゃん…
そんな垂れ下がった目で俺のこと見つめてさ…
まるで、菩薩みたい…
てか、菩薩だよな…動物たちのこと救ってさ…
俺のことまで…
大野さんは、全ての生き物に平等に優しいんだ、きっと…
「ナァ…」
サクラが、ソファーの肘掛けにヒョイと飛び乗り、大野さんを見上げ鳴く
「挨拶に来たのか?サクラ
この人が櫻井翔くんだよ」
サクラが小首を傾げるようにして、俺を見た
「ナァ〜」
大野さんの言ってることがわかるのか、俺に向かって挨拶をしてるみたいだ
「ふふっ…よろしくね、サクラ」
「ほら、見て翔ちゃん、サクラの左前脚の上の方…
桜の花びらみたいな形してるでしょ?」
白い毛に、ほんの一部、茶色と言うか、ベージュっぽい毛が生えていて
確かに、それが桜の花びらっぽく見える
「本当だ…桜の花びら」
「可愛いよねぇ…
翔ちゃんの苗字知った時もさ
『櫻井』なんて言うから、桜の花びらの形したアザあるのかな?なんて思ったんだよねぇ…」
「ははっ!残念ながら、俺にはありませんね」
「だよねぇ…んふっ…」
プライベートだからかな…いつもより、まったりとしてる大野さん
凄く心地いい空間…
この部屋全体が、大野さんの優しさで満たされてるみたいだ
この部屋で生活してたら、どんな動物たちでも、人馴れ…いや、大野さん慣れしちゃうよなぁ…
やっぱり、大野さんからは、特別なパワーが出てるんだな
大野さんの方が優しいじゃん…
そんな垂れ下がった目で俺のこと見つめてさ…
まるで、菩薩みたい…
てか、菩薩だよな…動物たちのこと救ってさ…
俺のことまで…
大野さんは、全ての生き物に平等に優しいんだ、きっと…
「ナァ…」
サクラが、ソファーの肘掛けにヒョイと飛び乗り、大野さんを見上げ鳴く
「挨拶に来たのか?サクラ
この人が櫻井翔くんだよ」
サクラが小首を傾げるようにして、俺を見た
「ナァ〜」
大野さんの言ってることがわかるのか、俺に向かって挨拶をしてるみたいだ
「ふふっ…よろしくね、サクラ」
「ほら、見て翔ちゃん、サクラの左前脚の上の方…
桜の花びらみたいな形してるでしょ?」
白い毛に、ほんの一部、茶色と言うか、ベージュっぽい毛が生えていて
確かに、それが桜の花びらっぽく見える
「本当だ…桜の花びら」
「可愛いよねぇ…
翔ちゃんの苗字知った時もさ
『櫻井』なんて言うから、桜の花びらの形したアザあるのかな?なんて思ったんだよねぇ…」
「ははっ!残念ながら、俺にはありませんね」
「だよねぇ…んふっ…」
プライベートだからかな…いつもより、まったりとしてる大野さん
凄く心地いい空間…
この部屋全体が、大野さんの優しさで満たされてるみたいだ
この部屋で生活してたら、どんな動物たちでも、人馴れ…いや、大野さん慣れしちゃうよなぁ…
やっぱり、大野さんからは、特別なパワーが出てるんだな