Happiness day
第27章 movin’ on
「はい、出来たよ〜」
大野さんがトレーを持って戻って来た
肉じゃがの良い匂いがする
「ありがとうございます」
「サクラと遊んでた?」
「はい。相手してもらってました」
大野さんがキッチンへ戻った後、サクラは俺の前に寝そべり
こちらから手を伸ばし触れてみても、逃げる様子がなかったから、体を撫でさせてもらってた
「サクラ、気持ち良さそうだな」
「こちらの方が気持ち良かったですよ?
サクラ、毛並み良いですね」
「保護されたばかりの時は、痩せ細ってたんだけどな…
餌をちゃんと食べられるようになったからだろうね
みるみるうちに艶々になったよ」
「大野さんのお陰ですね」
「んー、本来在るべき姿だからな…
そうじゃなかったことが問題ありなだけなんだけど…」
大野さんが哀しそうな目をしてサクラを見つめ、体を撫でた
「ですね…」
「あっ!肉じゃが!
冷めちゃうから早く食べよ?」
「あっ!そうですね!いただきます」
テーブルに用意されてる肉じゃがとご飯と味噌汁…それにおひたしまで用意されていた
大野さんと向い合って座り、料理を食べ進める
「どれ食べても美味しい…
大野さんって料理、上手なんですね」
「そう?適当に作ってるだけなんだけど
口に合って良かった」
「適当なんですか?これで?
俺なんて、頑張って作っても、なんとか食べられるって物しか作れない…」
「ははっ!翔ちゃん、料理苦手なんだ?」
「はい…超苦手です」
「ならさ、また食べに来なよ
こんなもんでいいなら、いくらでもご馳走するから」
「ふふっ…そしたら俺まで毛並み良くなっちゃいそう」
「翔ちゃんは、既に良いけどね」
大野さんの手が伸びて来て、俺の髪をサラッと梳いた
「っ⁈」
それだけの事なのに、ドキッとして呼吸が止まった
なんで?
大野さんがトレーを持って戻って来た
肉じゃがの良い匂いがする
「ありがとうございます」
「サクラと遊んでた?」
「はい。相手してもらってました」
大野さんがキッチンへ戻った後、サクラは俺の前に寝そべり
こちらから手を伸ばし触れてみても、逃げる様子がなかったから、体を撫でさせてもらってた
「サクラ、気持ち良さそうだな」
「こちらの方が気持ち良かったですよ?
サクラ、毛並み良いですね」
「保護されたばかりの時は、痩せ細ってたんだけどな…
餌をちゃんと食べられるようになったからだろうね
みるみるうちに艶々になったよ」
「大野さんのお陰ですね」
「んー、本来在るべき姿だからな…
そうじゃなかったことが問題ありなだけなんだけど…」
大野さんが哀しそうな目をしてサクラを見つめ、体を撫でた
「ですね…」
「あっ!肉じゃが!
冷めちゃうから早く食べよ?」
「あっ!そうですね!いただきます」
テーブルに用意されてる肉じゃがとご飯と味噌汁…それにおひたしまで用意されていた
大野さんと向い合って座り、料理を食べ進める
「どれ食べても美味しい…
大野さんって料理、上手なんですね」
「そう?適当に作ってるだけなんだけど
口に合って良かった」
「適当なんですか?これで?
俺なんて、頑張って作っても、なんとか食べられるって物しか作れない…」
「ははっ!翔ちゃん、料理苦手なんだ?」
「はい…超苦手です」
「ならさ、また食べに来なよ
こんなもんでいいなら、いくらでもご馳走するから」
「ふふっ…そしたら俺まで毛並み良くなっちゃいそう」
「翔ちゃんは、既に良いけどね」
大野さんの手が伸びて来て、俺の髪をサラッと梳いた
「っ⁈」
それだけの事なのに、ドキッとして呼吸が止まった
なんで?