Happiness day
第28章 Crasy Moon ~キミ•ハ•ムテキ~
「ご連絡させていただいた二宮です」
「お待ちしていました、松岡です
さぁ、どうぞ中へ…」
俺とニノを迎えてくれたのは、松岡さんご本人
見た目ちょっとイカつい感じ…
この人があの写真を撮ったなんて、意外だな
もっと、繊細な人かと思ってた
「どうぞ、座ってください」
事務所内の応接セットに案内され、ソファーを勧められた
座る事を勧められるってことは、すぐに帰らされる心配はなさそう?
望み薄と思っていたけど、そうでもないのかな
「すみませんね、狭苦しい所で」
「いえ、こちらこそ、ご無理を言ってすみません
どうしても彼女の事が知りたくて…」
「イラストレーターをされてるとか?」
松岡さんが俺の方を見た
「あっ、はい。ご挨拶が遅れました、大野と申します
今回は、俺のわがままから、二宮に彼女を探してもらってます」
「まぁ…お電話でも、お話させていただいた通り
俺の口から彼女のことを詳しく教える事は出来ないんです…
誰にも素性をバラさないって事でモデルを引き受けてもらったので…」
そう言って、申し訳なさそうな顔をした松岡さん
「と言う事は、松岡さんご自身は彼女の素性をご存知ってことなんですよね?」
ニノが質問すると松岡さんは苦笑いを浮かべた
これは肯定してるってことだよな?
「連絡も取れるってことですか?」
更に追及するニノ
「えぇ、まぁ…」
「なら、連絡を…」
「ただいま戻りました」
ニノが話してる最中に、事務所に誰かが入って来て、話が中断されてしまった
「おう。おかえり、翔」
翔と呼ばれた男性が、こちらを向く
「あぁ、すみません…
お客様がいらしてたんですね」
「ん…帰ってきて早々悪いんだが、お茶淹れてもらえるか?」
「はい、かしこまりました」
「お待ちしていました、松岡です
さぁ、どうぞ中へ…」
俺とニノを迎えてくれたのは、松岡さんご本人
見た目ちょっとイカつい感じ…
この人があの写真を撮ったなんて、意外だな
もっと、繊細な人かと思ってた
「どうぞ、座ってください」
事務所内の応接セットに案内され、ソファーを勧められた
座る事を勧められるってことは、すぐに帰らされる心配はなさそう?
望み薄と思っていたけど、そうでもないのかな
「すみませんね、狭苦しい所で」
「いえ、こちらこそ、ご無理を言ってすみません
どうしても彼女の事が知りたくて…」
「イラストレーターをされてるとか?」
松岡さんが俺の方を見た
「あっ、はい。ご挨拶が遅れました、大野と申します
今回は、俺のわがままから、二宮に彼女を探してもらってます」
「まぁ…お電話でも、お話させていただいた通り
俺の口から彼女のことを詳しく教える事は出来ないんです…
誰にも素性をバラさないって事でモデルを引き受けてもらったので…」
そう言って、申し訳なさそうな顔をした松岡さん
「と言う事は、松岡さんご自身は彼女の素性をご存知ってことなんですよね?」
ニノが質問すると松岡さんは苦笑いを浮かべた
これは肯定してるってことだよな?
「連絡も取れるってことですか?」
更に追及するニノ
「えぇ、まぁ…」
「なら、連絡を…」
「ただいま戻りました」
ニノが話してる最中に、事務所に誰かが入って来て、話が中断されてしまった
「おう。おかえり、翔」
翔と呼ばれた男性が、こちらを向く
「あぁ、すみません…
お客様がいらしてたんですね」
「ん…帰ってきて早々悪いんだが、お茶淹れてもらえるか?」
「はい、かしこまりました」