無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ぐっと体を伸ばし、翔の唇に唇を押し当てた

浜辺でキスした時よりも、温かくてぷるぷるしてるその唇を、啄むようして弾力を楽しむ

翔の後頭部に手を回し、離れないようにしっかりと固定した

こんなに気持ちのいい唇、初めてだよ…
ずっとキスしていたい

ふたりから漏れる息は熱くて、互いに興奮してるのがわかる

ずるっと翔の体勢が崩れて、ソファーの上に横たわった

「はぁ……あっ…ひゃっ…」

倒れた翔の上に覆い被さり、首筋に顔を埋める

ビクッと跳ねた翔からは、可愛い声が聞こえた

「んっ…さと、し…」

俺を呼ぶ声は甘くて悩ましい

「しょお…」

名前を呼び返すと、薄く開かれた瞼から、これまた悩ましい眼差しが俺を捕らえる

噛み付くように唇を塞ぐと、翔の手が俺の髪をグシャっと握りしめた

「んっ…ぅんっっ…」

翔のシャツの裾から手を潜り込ませ、脇腹から背中に手を滑らせ搔き抱く

「ふっ…んんっ…」

翔が軽く仰け反ると、腹の辺りに感じる硬いモノ…

キスを止め翔のモノに手を伸ばして、包み込むようにそっと握ると、ビクッとして俺を見上げる翔

「あ…さと…し…」

「翔の、硬くなってるよ？」

「え？…あっ…」

指摘されてその事に気付いたのか、翔の顔が真っ赤に染まった